食べてないのに太る?

 

食べてないのに太ってしまう・・・とお悩みの方も多いと思います。

 

かつてのスーパーモデルブームの第一人者で、いまやアラフィフになったドイツ人モデルのクラウディア・シファーも「私はサラミを見ただけで太る体質よ」と言っていました。

 

 

お悩み掲示板などの書き込みを見ていると、過食をしているわけでもないし、運動もしているのに体重や体脂肪が減らない!という方も大勢いるようです。

 

こういった方々は、おおよそ3つのパターンに当てはまります。

 

最も多いのは、残念ながら「記憶違い」をしている人です。

 

「食べてないのに太る」という方に、数日間の食事を振り返ってメニューを書き出していただくと、確かにあまり食べていないが、たずねる方法を変えて、「口にする全ての食事と飲料を写真に収めてみて」とお願いすると、やはりたくさん飲食しているというケースが実に多いそうです。

 

 

人間の記憶というのは曖昧で、実に都合よくできています。

 

体東が重い人は日常的にほかの人よりもたくさん食べていますが、それはいつものことですからあまり記憶にとどめないのです。

 

間食をほぼ無意識のうちに摂っている場合もありますし、罪の意識から食べたことを忘れてしまうケースもあります。

 

 

一方で、食事を控えた日、頑張って食べなかった日は「特別な日」ですから、鮮明に記憶に残りやすいのです。

 

そうして、「自分は食べてないのに太る」と思い込んでしまうわけです。

 

 

 

2つ目のパターンは「高エネルギー食品」を摂っている人です。

 

エネルギーの高い食品を摂っていれば、食事の「かさ」は少なくても太ってしまうのは当然のことなんですよ。

 

例えばピーナッツやカシューナッツ、ヒマワリの種などの植物の種子。

 

種は植物の卵ですから栄養が豊富ですし、安値で手軽に食べられるので良いですよね。

 

しかしピーナッツは1粒で4〜5キロカロリー程度もあり、50粒食べれば200〜250キロカロリーでこ飯茶わん一杯分になります。

 

そのほか、たらこやイクラなどの魚卵、果物から水分を抜いたドライフルーツ、砂糖を多く使ったチョコレートなどの菓子類、油脂を多く使ったマヨネーズやポテトフライなどの揚げ物も高エネルギー食品です。

 

こういった食品を嗜好している場合、本人には「たくさん食べている」自覚はなくても、実際は「たくさんのエネルギーを摂っている」わけですから太るのも当然のこと。

 

痩せるためにはまず、その嗜好を見直すことが必須です。

 

それからもう一つ、基礎代謝量が低い場合。

 

基礎代謝量が低い最大の原因は運動不足で筋肉量が少ないことにありますが、強いストレスが原因となることもあります。

 

 

人はストレスを受けると、当初はこれに対処するために自律神経の交感神経が優位となり、心拍数が上がって筋肉の血流量が増え、体温が上がるのですが、ストレスが長期にわたると、その働きが低下して基礎代謝量が下がる場合があるのです。

 

 

ですから、ダイエットにおいてストレスマネジメントは非常に大切な要素です。

 

ダイエットをする上では、食事制限、筋トレと並び、ストレス軽減に重点を置いています。

 

特に過食でもなく運動不足でもないのに体東が増えてきた、という方で、さらに心理的な落ち込みが自覚できるようであれば、ダイエットの前に心療内科などで相談することをおすすめします。