ストレスコントロール

 

ダイエットには過度のストレス、長期間のストレスは大敵です。

 

ストレスの代償として暴飲暴食の引き金となるため、太る原因となります。

 

それだけでなく、ストレスは免疫力の低下、過敏性腸症候群、うつ状態などさまざまな症状を引き起こすため、心身の健康にとって大敵と言えます。

 

 

ダイエット自体が一種のストレスになることもあります。

 

そうならないよう、準備期間のうちから少しずつストレスをコントロールする方法を身につけることが大切です。

 

 

ストレスの一番の解決法は、原因であるストレス源をなくす、あるいは減らすことです。

 

とはいえ、ストレスの原因は仕事内容にあったり、身近な人間関係にあったりするため、対処することが難しいものですよね。

 

そこで、ここでは別の方法でストレスを予防したり、ストレス反応を軽減する方法をいくつかご紹介します。

 

自分にあったものを、無理のない範囲で少しずつ取り入れてみてください。

 

 

●ストレスに対する心の持ち方を変える

 

ストレスは、たとえ発生源が同じであっても、その捉え方によってストレス反応が大きく変わるものです。

 

心の持ち方で何より重要なのは、ストレスのマイナス面、デメリットばかりにとらわれず、メリットにも着目すること。

 

 

例えば仕事でミスをした場合。

 

それをいつまでもクヨクヨ悩むのではなく、「もっと大きなミスを起こさないようにする練習」と捉える、という具合です。

 

また、トラブルに直面した場合はどうしても視野が狭くなり、それを過剰に捉えてしまいがちです。

 

そんなときは、自分の置かれている状況を客観的に見たり、あるいは俯瞰してみることが大切です。

 

世の中にはもっと大きな問題があるということ、決して自分だけが大変ではないということ。

 

ストレスの真っ只中で、それに気がつくことができれば心は楽になるでしょう。

 

「命に関わること以外は、取り返しや修正がきく」というくらいに、大らかな気持ちでいられると良いです。

 

そのほか、他人の評価を過剰に気にしないこと。

 

いい意味で開き直る、自分で対処不能なことについては悩みすぎず、コントロール可能なことに目を向け、その対処に力を注ぐことも大切です。

 

 

●自分の行動を見直す

 

目標に向かって精力的に活動したり、効率を追求して急いで行動する、といった特性を「タイプA行動特性」と言います。

 

これは短期間に目標を達成するにはいいのですが、長い目で見るとストレスをためやすく、心身のコンディションを崩しやすい行動パターンです。

 

当てはまるなと思う人は、自分の言動を見直して少しずつ改善してみてください。

 

 

●ネットワークを持つ

 

気軽に愚痴を言ったり悩みを打ち明けられる人が周囲にいることは心理的な強い支えになります。

 

悩みそのものについては語らなくとも、単に人と話をし、交流するだけでもストレスを和らげる効果があります。

 

それは直接会って行うコミュニケーションでなくても、手紙やSNSなどを通じたものでもいいのです。

 

ただし、見ず知らずの人とのやり取りを行うときは相手選びを慎重に。

 

 

●趣味を持つ

 

好きな趣味や遊びに熱中すると、脳内で鎮痛作用のある「オピオイド」や高揚感をもたらす「ドーパミン」などのホルモンが分泌されストレスが軽減します。

 

散歩、アウトドアスポーツなど身体活動を伴うものならば、なおダイエットには有効ですが、最も大切なのは「自分が苦にならずに楽しめる」ということ。

 

ただし、ギャンブルは依存しやすく、逆に大きなストレスを抱え込む可能性があるのでやめましょう。

 

ダイエットが目的ですから、食べ歩きや美食も当然避けてください。

 

 

●運動する

 

前で触れましたが、ストレスを感じたときには体を動かすことでアドレナリンが消費されて心身が落ち着きます。

 

もちろん、その勢いを利用して筋トレをするのもいい方法です。

 

また、歩行などリズミカルな運動を20分程度続けて行うと、脳内で気持ちを落ち着かせる「セロトニン」の分泌量が増えます。

 

帰り道は一駅手前で降りて歩いたり、ランチはあらかじめ予約した上で少し遠いお店に行くなどして、できるだけ1日20分程度歩く時間を持ちましょう。

 

 

●栄養管理

 

ストレスを感じるとアドレナリンの作用で「副腎皮質ホルモン」というストレスホルモンが分泌されます。

 

この生成にパントテン酸やビタミンCが必要なため、これを補う必要があります。

 

また、ストレスを受けると体内に「活性酸素」という酸化作用のある物質が増え、これが細胞を傷つけるなどして体調を崩す原因となります。

 

これには、抗酸化作用のあるビタミンA・E、ポリフェノールなどが必要になります。

 

そのほか、カルシウムとマグネシウム、ビタミンB群もストレスと関連の高い栄養素です。

 

こういった各種の栄養素は野菜に多く含まれますから、今から毎食、1品は野菜料理を摂るようにしたいものです。

 

バランスのいい食生活を実践すれば、自ずとストレスに強い体内環境が整っていくでしょう。

 

 

●しっかり休む

 

休養はストレスを和らげる最も効果的な方法です。

 

休養の中でも特に重要なのは睡眠で、これに次ぐのが入浴、そしてストレッチになります。