ダイエット成功のカギ

 

●ダイエット成功のカギは準備期間にあり

 

 

ダイエッターの多く人が、これまでさまざまなダイエットにトライしては失敗に終わったという経験があると思います。

 

ダイエットがうまくいかない最大の原因は「間違った方法を選択している」ことですが、それに次ぐのが「準備不足」でしょう。

 

例えば登山家が、正しいルートを把握して登山をしたとします。

 

しかし、装備が不十分だったり、事前の練習も不十分なままであれば、途中で寒くなったりバテてしまうなどして登頂は困難になりますね。

 

ダイエットでも同様に、いくら正しい方法であっても事前準備が不十分だと挫折しやすいのです。

準備期間に行う3つのこと

 

ダイエットの準備期間に行うべきことは3つあります。

 

@ダイエットについて間違った認識を捨て、正しい知識を得ること

 

 

A現状把握と目標設定

 

例えば、ビジネスマンがプロジェクトを実行する前には、現状を客観的に把握し、実現可能なゴールを設定しますね。

 

これはダイエットを成功に導くためにも必要不可欠なことです。

 

 

Bストレスマネジメント

 

これまでも何度か述べてきましたが、太る最大の原因は摂取エネルギー量の摂り過ぎです。

 

多くの場合、過食はストレスによって引き起こされます。

 

かつて、人間が受けるストレスは、「戦うか逃げるか」して体を動かすことで解消されていました。

 

ストレスを受けると、体を闘争可能な状態に導く「アドレナリン」というホルモンが急激かつ大量に分泌されます。

 

そしてこのアドレナリンは、体を激しく動かすことで消費されます。

 

その結果、心身の興奮は鎮まり、ストレスは解消されるというわけです。

 

 

しかし、現代人が抱えるストレスは仕事や人間関係などの心理的・社会的ストレスが大部分です。

 

そのため、体を動かしたからといって解消されるものではなくなってしまいました。

 

たとえ目の前の問題自体が解決したとしても、分泌されたアドレナリンは消費されず、いつまでも不安やイライラが続きます。

 

したがって、それを鎮めるために、一時的な快感をもたらす「代償行為」を取りがちです。

 

その代償行為として最も多いものが、暴飲暴食です。

 

 

だからといって、過食をする自分を責めてはいけません。

 

食べるという行為については、食欲は人間が生命を維持するための根源的欲求であり最大の快楽をもたらすもの。

 

ストレスでヤケ食いしたくなるのは、身体にとって自然な衝動です。

 

実際、食事をして血糖値が上がると、脳内に感情を安定させる働きを持つセロトニンという物質が増え、一時的にイライラが収まるのです。

ストレスマネジメント

 

食べたり飲んだりすればストレスから一時的に逃れられます。

 

しかし、一方で摂取エネルギー量が増えてしまいます。

 

ですから、ダイエットにおいてストレスマネジメントは必要不可欠。

 

食事制限をしなくても、ストレスに対処するだけで過食が収まり、その結果少しずつ体重が落ちていく人は少なくありません。

 

 

ですが食事制限をすれば、やはり心身はそれなりのストレスを受けます。

 

結局は悪循環なわけです。

 

 

そういうわけで、ストレスを自覚している人もそうでない人も、ダイエットを実行する前にストレスマネジメントを先行して開始することが大事です。

 

余裕を持ってダイエットに取り組める準備をしておきましよう。

 

 

 

準備@:体脂肪計を用意する

 

ダイエットで理想的な体型をつくり、リバウンドしないためには筋肉を維持しつつ、体脂肪だけを減らすことです。

 

そして、これを実現するには体重だけでなく体脂肪率の推移を把握しなければなりません。

 

そのために、準備期間中に「体脂肪計(体組成計)」をあらかじめ用意することをおすすめします。

 

最近の体脂肪計では、「体脂肪率」と「体脂肪量」、そして減らしてはならない筋肉や骨など体脂肪以外の「除脂肪体重率」と「除脂肪体重」も分かります。

 

体重計だけでは、それらの数値は分からないため、体脂肪だけでなく筋肉が減ってしまっていても気がつきません。

 

 

準備A:目標と計画を立てる

 

現状を把握したら、次にすべきことは具体的な目標設定です。

 

ダイエットの目標は「いつまでに体重を○sにする」ということになりますが、その期間が短すぎたり、目標体重が低すぎると挫折しやすいです。

 

さらには、目標達成後に心身の健康を損なうことになるでしょう。

 

まず目標とする体重については、現状の全体重から脂肪量を除いた除脂肪体重(筋肉、骨、血液など)を落とさないことが大前提。

 

除脂肪体重が落ちれば、基礎代謝量が低下して太りやすい体質になるだけでなく、骨密度の低下や貧血など様々な問題が生じるからです。

 

また、体脂肪も減らせば減らすほどいいというわけではありません。

 

体脂肪には体を衝撃から保護したり体温を保つなどの働きがあり、体にとって一定量は必要です。

 

一般の方が良好な健康を保つためには、男性の場合8%、女性は16%以上の体脂肪率が必要とされています。

 

これを下回ると、免疫力の低下、貧血、女性の場合は無月経などさまざまな健康上の問題が生じます。

 

 

ダイエットにおける目標体重は、

 

 

●現状の除脂肪体重を減らさない

 

●体脂肪率の範囲内におさめる

 

 

この2つの条件が絶対です。

 

そのうえでダイエットプランを立てることが成功のカギといえるでしょう。